

製品の製造から使用、廃棄まで、そのライフサイクルを通じて生じる環境負荷をトータルで評価する「ライフサイクルアセスメント(LCA)」という手法があります。自動車の場合、各メーカーが資源採掘、車体製造、走行、廃棄などの段階に分け、各段階でのCO2排出量を算出できます。自動車の“エコロジー”を考える上で、このLCAに注目してみましょう。
トヨタ、日産、ホンダは、独自の方法で算出した自動車のLCAを、ホームページ上で公開しています。各社で計算方法が異なり、さらにCO2の排出量を実数ではなく基準車種に対する指数で評価していますので単純に比較できませんが、各段階でどの程度排出しているかを推測できます。
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| ※生涯走行距離を10年で10万km、10・15モード燃費を想定 | 基準車種をシビックとし、生涯走行距離を10万km、各車の実燃費で算出 | |
| 詳しくはこちら http://toyota.jp/prius/ecology/ |
詳しくはこちら http://www.nissan-global.com/JP/ENVIRONMENT/CAR/LCA/ |
各グラフ中の
が、自動車が販売され走行前に排出されるCO2にあたります。どのメーカーも具体的な数値を示していないが、ほとんどの車種において、製造段階で約2~4割程度のCO2を排出しているのです。
この割合が40%以上にもなるプリウスを例にとると、カタログに表記されている35.5km/Lという燃費で10万Km走行した際に排出したCO2は6.5tになりますが、販売される前にすでに約6tを排出していると読み取れます。また、同じグラフで比較している「同クラスのガソリン車」は、この半分の約3tを排出したことになります。
単純に考えると、中古車を選ぶことでこれをまるまる削減できるという仮説を立てられます。






